稼働原発全ての即時停止を実現しよう!!
さもなくば、日本は亡くなる


東北関東大震災における福島第一原発を中心とした,最も忌み嫌うべき災害(人災)「放射能汚染地帯」がとうとう
この日本に発現してしまった

議論している暇はない刻々と他の稼働原発に,巨大地震の危険は迫りつつある
”明日起こる”との思いで 運動を広めない限り、日本全国、逃げる場所は”無い”


全国原発ハザードマップ

記事;マスコミは政府の大本営発表を繰り返すな→記事へ
情報;世界の放射能観測体制は いずれも、深刻な放射能大気汚染の状況を示している!
ドイツ気象台の警告!!!  その他の国 

 フランスからの警告 

CRIIRAD
Commission de Recherche et d'Information Independantes sur la Radioactivite
(放射能に関する情報および独立調査のための委員会研究所) 声明
3月21日11時(日本時間18時)

日本における放射能警報

人の住む地域に向けて、風が大量の大気汚染を押しやっている。
土曜日から私たちが指摘しているように、気象条件がこのところ日本国民にとってマイナス
に働いている。福島第一原発の放射線物質は、太平洋ではなく、内陸部へ向っている。
• 茨城県における放射能レベルが上昇
福島第一原発から南に約1 0 0 k mの茨城県では、放射線量が明らかに増加している。3月1 7
日以降、0 . 1から1マイクロシーベルト/時を示している。
高萩では、3月2 1日(月) 9時(フランス時間1時)から増加がはじまった。放射線量は、1 1時
3 0分から1 4時に、0 . 3 7マイクロシーベルト/時から3 . 7マイクロシーベルト/時と1 0倍に
増えた。

時間ごとの放射線レベルの変化:下記のPDFを参照
http://www.criirad.org/actualites/dossier2011/japon/Epinards_Ibaraki_54100.pdf
大気汚染に関するデータは(日本国内において;編者注)あいかわらず全く存在しない。
それゆえ、私たちは健康上のリスクの程度について正確に言うことはできない。
大気中に含まれる放射性物質の大気中濃度の計測が欠かせないことを繰り返して
述べるしかない。日本政府がそれに必要な装備を持っていないのであれば、国際
機関が即刻対策を講じるべきである。それはもっと早く行われるべきであった。
そうしていたら、こうした情報をここで再び伝えなくてもよかっただろう。


• 東京の大気汚染
東京の大気汚染は、ヨウ素131に関して、3月20日(日)の0時から8時(フランス時間16時から0時)に
0.1ベクレル/㎥であったのが、3月21日(月)の8時から10時には15.6ベクレル/㎥に上昇した。
レベルはその後少しずつ減少し、14時から16時(フランス時間6時から8時)には8ベクレル/㎥にな
った。しかし、気象シミュレーションからみて、これから数時間後も減少を示しつづけるとはいえない。
情報源 : 東京都産業労働局

東 京 時 間 ベクレル/㎥の放射線 パ リ 時 間

日付 開始 終了 ヨウ素1 3 1 セシウム1 3 7 日付 開始 終了
3月20日 0時 8時 0.1 ― 3月19日 16時 0時
3月20日 8時 16時 0.2 ― 3月20日 0時 8時
3月20日 16時 23時 1.3 0.5 3月20日 8時 15時
3月21日 0時 3時 4.4 2.2 3月20日 16時 19時
3月21日 3時 8時 8.4 4.3 3月20日 19時 0時
3月21日 8時 10時 15.6 6.6 3月21日 0時 2時
3月21日 10時 12時 11.9 5.6 3月21日 2時 4時
3月21日 12時 14時 8.5 3.1 3月21日 4時 6時
3月21日 14時 16時 8 3 3月21日 6時 8時
3月21日 16時 23時 ? ? 3月21日 8時 15時

C R I I R A D研究所は、3月1 7日から監視を繰り返している。
(日本政府及び東電は;編者注)放射能物質のヨウ素は過小評価している。
なぜなら、エアゾールのみをとらえ、ガスをとらえない計測フィルターを用いて分析
ているからだ。放射性物質のヨウ素( ヨウ素1 3 1 、1 3 2 、1 3 3 )は、主にガスの状態で存在する。
ヨウ素の危険レベルを示す適切な数値は、1 0倍は高いと考えていいだろう。
重要な明確点:大気には、放射能希ガス(クリプトン85、キセノン133など)も含んでいる。トリチウ
ム、そしてアイソトープのルチニウム、テルル、ストロンチウムの活量も確認しなければならない。
さらに、超ウラン元素、プラトニウム238・239・240やアメリウム241などの猛毒性のアルファ線物質
の存在も知っておかなければならない。

注意の再喚起:3月15日(火)の夜中から16日(水)の18時(日本時間)の42時間の間の放射線物質は次の通り。

‐ ヨウ素131 : 14.9ベクレル/㎥
‐ ヨウ素132 : 14.5ベクレル/㎥
‐ セシウム134 : 3.4ベクレル/㎥
‐ セシウム137 : 3.2ベクレル/㎥
3月15日の10時から12時の間で、11時が採取された粒子の放射線物質量がピークを示した。
‐ ヨウ素131 : 241ベクレル/㎥
‐ ヨウ素132 : 281ベクレル/㎥
‐ セシウム134 : 64ベクレル/㎥
‐ セシウム137 : 60ベクレル/㎥ (原発事故以前のレベルの1000万倍以上)

現在のところ、東京の大気中の放射線量はそのレベル以下である(幸運にも量は急速に減少し
た)。状況が悪化しないことを祈らなければならない。身体に害を及ぼす危険性は、被ばくした時
間の長さと被ばく総量(外部被ばく、呼吸による吸収摂取と食品による経口摂取)を併せて算定し
なければならない。

• 現状を常に監視していく必要性
状況を毎時間ごとに監視していく必要がある。人体の被ばく量は以下のものによって決まる。

1 放射強度
ただこれは検査が十分でなく、今のところ1 0日間発表されていない!

2 風の方向と強さ
これが汚染大気によって影響を受ける地域を決める。被ばく量は 放射能汚染大気によって放射さ
れる線量と(1時間あたりのマイクロシーベルトによって計測)また自然界からの線量、住民によって
吸入される放射性物質の活量(放射性核種の活量は 大気中1㎥あたりのベクレルの単位で計
測)による。
3 雨と雪で土壌への降下物が増大
このために 外部被ばく量が増える。地面にたまった放射性物質や溶解したガスによる線量が増加
する。そして特に、降下物が食物連鎖を汚染する。(すでにリスクの高い食物の中での汚染値が上
がってきている。下記参照。)

• 食物汚染
福島第一原発が大気中に放射性物質を拡散するようになって一週間以上たつ。食品の分
析結果はホウレンソウと牛乳の汚染量の極めて高い数値を示している。(公表数値より)
規制値を大幅に上回っており、対象となる農産物は市場から撤退されなければならない。
日本政府は実際にいくつかの農産物を撤退してきているとの情報である。対象地域の住民
には 特に広葉野菜と牛乳 チーズなどを食べないようにアドバイスしていく必要がある。も
しその中で欠かせない食品があれば(子供のための牛乳など) 、汚染されていないものを
購入するべきである。(もっと言えば、地域によっては避難する方がもっと適切である。)
ホウレンソウの検査結果は採取地が福島第一原発から南に80から120km(茨城県北部)というだけ
に、懸念が深まる。日曜日午前に CRIIRAD研究所 はヨウ素131が1kgあたり15000ベクレルで、暫
定規制値2000ベクレルの7倍になるという情報をとりあげた。
また、茨城県日立市で3月18日に採取されたホウレンソウには、ヨウ素131が1kgあたり54100ベクレ
ル検出され、これに至っては日本の規制値の27倍である。
これらのホウレンソウで検出されたヨウ素は、限られた量を摂取した場合でも簡単に一般市民の年
間線量限度の1ミリシーベルトを超えてしまう。
以下の表は国際係数をもとに我々が計算した数値で、ヨウ素131が摂取された場合に、体の中で1ミ
リシーベルトになるホウレンソウ量を示している。
子どもの場合、体が小さいために 摂取できる量が少ない。もしも同じ量のホウレンソウを 大人と
子どもが摂取したとしたら 大人よりも体も各器官も小さい子どもの場合、影響はずっと大きくなる。
幼児の場合、5000ベクレルの摂取で1ミリシーベルト、成人の場合はその9倍量である。(45500ベク
レル)

年齢 シーベルトとベクレルの
換算係数 1mSvにあたるヨウ素
放射能量1mSvになる54100Bq/kgのホウレンソウ量

1歳未満 1.80E -07 5556 Bq 0.103 kg
1-2歳 1.80E -07 5556 Bq 0.103 kg
2-7歳 1.00E -07 10000 Bq 0.185 kg
7-12歳 5.20E -08 19231 Bq 0.355 kg
12-17歳 3.40E -08 29412 Bq 0.544 kg
17歳以上 2.20E -08 45455 Bq 0.840 kg

もし茨城県の一家庭が1キロあたり54100ベクレルのホウレンソウを食べるとしよう。幼児で103g、5
歳の子供で185g、成人は840gで年間線量限度 に達する。呼吸や他の食物から受ける内部被ばく
量や、汚染土壌などから受ける外部被ばく量を加算するまでもなく、線量限度に達する。

最終更新 2011.03.31.


★リンク

「原発さよならネットワーク高知」 ブログ ”それがたまるか!!

http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/

「福島老朽原発を考える会」ブログ” 再処理・プルサーマルをめぐる動き”
http://fukurou.txt-nifty.com/pu2/

2000年12月18日に立てられた
高レベル放射性廃棄物の埋め捨てを拒否する宣言
http://nukewaste.at.infoseek.co.jp/kyohinet.htm

高レベル放射性廃棄物の埋め捨てを拒否ネツト参加市民グループリスト
http://nukewaste.at.infoseek.co.jp/link.htm



巨大地震の危険は迫りつつある!自主民間防災ネットワーク高知

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update;2011.03.25